水痘の潜伏期間についてお話します。
潜伏期間は、二、三週間です。
ヘルペスウイルス科の水痘・帯状疱疹ウイルス の初感染によるとされています。
感染経路は、主に空気感染、飛沫感染である。むろん水疱液の接触感染もあります。
強い感染力を持ち病院などでは同一フロアにいるだけで軽度の接触とみなします。
より専門的には、ウイルスを含有する飛沫もしくは飛沫核による空気感染、
上気道、下気道がウイルスの排出、侵入、または接触のため感染するといわれています。
痂皮になっていない皮膚症状からの接触感染もありえます。
あるいは帯状疱疹の人からの接触感染や飛沫感染もありえます。
ウイルスの大きさは150から200ナノメートルである。(ナノメートルは10億分の1メートル)
つまり、患者が排出したウイルスは、チリやホコリや水の粒と室内を飛散して、
一定以上の数を鼻やのど(上気道)から吸い込めば、患者にさわらなくても感染するということです。
症状は、全身に直径35mm程度の盛り上がった紅い発疹が出現します。
発疹は一斉にではなく、数日かけて続々と出現します。
ひとつの発疹は丘疹→水疱(水ぶくれ)→膿疱(水ぶくれに膿がたまってくる)
→痂皮(かさぶた)の順に変化し、治癒する。さまざまな段階の発疹が混在するのが特徴で、
これらの全てが痂皮になったときに治癒したとみなしています。
発疹の出現は発病から3日目ごろがピークになり7日程度で痂皮になって治癒します。
体があたたまるとかゆみは増すので、暖房や厚着は考えてする事です。
発熱はまったくみられない場合や、3940℃に達する高熱が出ることもあります。
アトピー性皮膚炎患者では皮疹が重症になりやすく、ステロイド療法中の患者や
妊婦・新生児など免疫系の働きが変化している患者、悪性腫瘍に対して化学療法で
治療中の患者やAIDS患者など免疫不全患者では重症になりやすい。
成人の患者では間質性肺炎の合併がみられることがあり、皮疹も概して重症である。
一般に1度かかると2度とかからないと言われているが、感染しても発症にまでには
至らないというだけである。抗体が消えれば再発症する可能性は高い。
また再発症の例も報告されています。

